不動産ブログvol.67「審査に通らないお客さま」
審査に通らないお客さま
どこも営業マンが
「当社の審査緩いっすよ!」
「スパスパ通しますよ!」
って言っていた会社たちです。スパスパ詐欺集団め!(^^)/
最初の物件に落ちた後、別の物件に申し込むのですが、そちらでも3社の審査に落ちて、元付会社さんから、
「ちょっと、無理みたいですね。」と言われた段階で物件探しストップ!
このままでは、どんだけ物件換えても、保証会社換えてもおんなじことの繰り返しです。根本原因を探ることにしました。
まず職業、勤め先にウソ偽りないですか?
「お勤め先は老人ホームですよ
ね?」
「そうです。」
「お仕事は施設内のお医者様?」
「そうです。」
「過去に犯罪歴は?」
「絶対にないです!(怒)」
「カードローンやクレジットで焦げ
付いたこととか。。」
「カードは1枚も持ってません!」
じゃあ、改めて身分証明書を拝見、
運転免許証見てみると、、、、
「あら、裏面の端に書かれている臓
器提供の意思表示欄に書かれてい
るサインの名字が申込書の名字と
違っていますねぇ。。。。
これはどうして違っている
の??」
「臓器提供欄のサイン以外は旧姓な
んです。区役所のミスで、公的書
類にある私の名前がみんな旧姓に
戻ってしまったため、(はぁ?)
身分証明書もみんな旧姓になって
いるんです。。。引越し理由も主
人との別居が、、うんぬんかんぬ
ん・・」
「ストップ、ストップ聞いてませ
ん!これ以上個人情報言わない
で!」
この辺からそうとうお話しがややこしくなってきましたが、(区役所のミスってなに?)恐らくプライベートでなにか問題を抱えている可能性があるようでした。
いずれにしても、身分証明書と申込書の氏名は一致させないとどんなに緩い審査でもまず、通りません。
(スパスパ詐欺集団なんて言って、ゴメン(^^)/)
このお客さまにはお部屋探しする前に、身分証明書の氏名を修正していただくようにお願いしました。
(本人としては、保証会社の審査の
ないお部屋を探してほしいようで
したが、今は保証会社無しの物件
は、ほとんどないので、ちょっと
難しいんです。)
不動産業者は他人のプライバシーに触れることも多い仕事ですが、あまり立ち入らないようにすることも大切ですよね。
まあ、難しいんですけど、不動産屋に相談されても、プライベートな問題までは、解決できませんから!(^^)/