不動産ブログvol.81「事故物件」
事故物件
事件や事故で人がお亡くなりになるとそのお部屋は事故物件となり、不動産業者はそのことを、買主や入居者にお知らせしなくてはなりません。
当社でも契約前に少し調べることもありますが、今回はお申し込みされたお客さまからのお問い合わせで、発覚しました。
「さきほど、『大〇てる』のサイト
で調べてみたんですけど・・・・
かなり心理的瑕疵のお部屋が多い
みたいで、ちょっと調べていただ
けますか?」
マジですか?インターネットで調べてみると、当該マンションに事故マークが4つも5つもついています。
一つのマンションでこんなに事故マークがついているのはおかしいので、管理会社に確認してみました。
「確かに6年ほど前に外部の方が侵
入して、飛び降り自殺を図った(のちに病院で死亡)ことがありま
したが、事故はその1件だけで
す。
念のため、その後、しばらく全て
のお部屋の募集チラシに『告知事
項あり』と記載したところ、噂に
なって、いくつも事故物件のお部
屋のあるマンションみたいに記載
されて、迷惑しているんです。」
なんだか、もらい事故みたいな感じですが。。。
購入者や入居者にとってはセンシティブな情報で、気にする方はホントにわずかなことでも気になるのでしょうね。見事に事故情報が暴走しています。
事故情報を広める人たちは、いい加減な噂レベルでも、「アクセス数が増えればいいや。」くらいの気持ちで無責任に拡散しているのでしょうけど、われわれ不動産業者にとっては迷惑な話しです。
管理会社も気の毒ですけど、なかなか打つ手はないようです。
お客さまには調べた内容をそのまま、メールでお伝えしました。さて、どうなることやら。。。やっぱキャンセルかな。(^^)/