不動産ブログvol.91「不動産の共有持分って、」
不動産の共有持分って、
不動産オーナーからの相談で多いのが、相続時に共有物件として登記した賃貸マンションやアパートについての相談です。
登記してから20年後に共有者の一人が無くなって共有持分を相続した息子が、他の親族と仲が悪く、トラブルになっている。自分の持分だけ売却しようとしているが、、、
どうしたら良いですか?
相続当時は、仲の良かった姉弟が、30年後トラブルになって、争いが起こっている。自分の持分だけ売却してお金に換えようと思っているが、、、
どうしたら良いですか?
いろいろ方法はありますが、とりあえず、関係のない外部の第三者に売却するのはあまりお勧めしません。
権利関係がややこしくなっていて、他の共有者がいる物件の一部は買いたたかれて、高く売却できないと思います。
ですので、他の共有者に買い取ってもらうことを考えた方が、良いと思います。
共有者にとっても知らない第三者に買われるよりも、自分たちで買い取った方がメリットは多いわけで、(お金があれば)相場か相場に少し色を付けて買い取ってもらえると思います。
まあ、仲良くやっていくのが一番なのでしょうけども、こういう争いをみていると、「人間関係って不安定なものなんだなあ。」と改めて思います。
とすると、「子どもたちのために、共有持分で分ける。」なんていうこと自体が、将来の子孫たちの間にトラブルの種を一生懸命まいているようなもので、やめといた方が良いんでしょうね。(あくまで個人的な意見です。)(^^)/