不動産ブログvol.93「悪徳不動産屋って、」
悪徳不動産屋って、
例えば、「物件の囲い込み行為」っていうのがあります。
不動産取引の手数料って金額が大きく、都心の売買仲介では数百万円になることがほとんどです。
で、「両手の取引」を目指す悪徳不動産屋は、売主さまから預かった売却物件の「囲い込み」を行います。
専任媒介契約を締結する場合、不動産ネットワークのレインズには登録が必要になりますので、登録します。これは法律で決まっていますので、やらないといけません。
が、その先ですね、レインズの売却情報を見て、当社が物件確認の連絡(まだ、物件有りますか?成約して
いませんか?の確認ね。)をいれると、
「今、一番手ついています。」とか「昨日、成約いたしました。」とか言って(ウソね。)、当社に案内させてくれません。
疑わしいので、1か月後に再度問い合わせても、「昨日、成約しました。」のまんま、レインズには広告上がったままです。(ひどい!)
で、他社が案内できないうちに自社で買主を探して、契約できれば、「両手取引」が獲得できて、めでたく悪徳不動産屋の出来上がりです。
これ、大手業者の社員でもノルマが厳しいからと言ってやっていることがあるんです。
法律に違反はしていませんし、取引関係者に大きな迷惑をかけているわけでもありません(そうはいっても売主さまが早期売却を望んでいるのなら、大迷惑ですが、、)。
大したことないじゃない、と思われるかもしれませんが、ウソをつく業者は必ず、どこかで、他人をだましたり、裏切ったりするので、信用できないんですよね。
少しくらい儲けが少なくなっても、まじめに、売主さんの期待に誠実に応えるような取引を行っていきたいものですね。(^^)/